2018-01-01から1年間の記事一覧

スカーレットA

抱き締めれば一瞬だけ 失ったものを取り戻して 砕け散るまでほんの少しの夢に溺れるだけ 溺れるだけ 浅すぎた眠りの末 辿り着いた滅亡の町で 数え切れぬ夜を越えてゆけると 信じさせて それだけでいい --------- 繰り返し繰り返し朝の斜陽の電車の中で涙ぐん…

過去の自分に泣く

過去の自分の日記を読み返してたら泣けてきちゃった。 想いがいっぱいあって、そのたびに可哀想で ああ、本当に一生懸命だったね、って泣けてきた。 忘れたことを思い出すのは文字が一番早くて ただただ書いたときのことがふわっと思い出されて、 体に染みつ…

秩序というもの

ある人の文章を読んでいた。 ----------------------------- 「僕ら人間って何のために生きていると思います?」 大学一年の生命科学の講義で、教授が突然こう問いかけた。 急に飛んできたまさかの哲学的問いに対して理系学生たちが沈黙を決め込む中、教授は…

今年は秋が短かった

今年はずいぶんと秋が短かったように思う。 紅葉もみてないし、ただ冬へ一直線といった感じがしてならない。 他人の写真を見ながらぼんやりとしていた。 いろんな世界は別々に在り、別々に進んでいて それを嘆くのはお門違い。 ただ、あと残された50年を本当…

素敵。

「降る雪をもう一度撮り直そう。ゆるやかに落ちる無定形で、 不揃いで不透明な、吹き寄せられる雪片の一つ一つを 昼間の淡い白色 くすんだ灰色の光のなかの 抽象画風な落葉松 それらを背景にしたどんよりと暗い白色を。 それから見る者と見られるものとを夜…

ひさしぶり

色んなことがありました、一つ枠を超えたようなこともありました。 誰かの大事にしていた子はもしかしたら息も絶え絶えで、 私は相手に嘘みたいに、うらやましかったんだと、伝えられたりもしました。 浮く美しい感情はずっと美しいままでいます。 誰かを思…

ただただ調べてた

悲泣(ひきゅう) 悲しみ、泣くこと。 怪異(かいい)ばけもの。説明のつかない不思議で異様なこと。 懇ろ(ねんごろ) 男女が親密なこと。親切で丁寧なさま。 畏怖(いふ)恐れおののくこと。

No Title

一瞬で駆け抜けたピンク色の自転車にはにかんで笑ったら きみが、かわいいって言った。 何度何回繰り返しても、戻ってきちゃう愛情に、 信じかねる打たれ強さよ 今夜も相当眠れない。 花火を見て、降りてる階段で、 あの時の恋人への愛情と、 去年約束した愛…

科学的な話と検証結果

飴色の雨が降る、なんて、でもその時に、私は皮膚色の皮膚に区切られている。 浸透しない水を区切はただただはじく。 涙は、飴色の雨と混じりあっては流れていくのに そしてあせも彼らと同じように溶けていくのに 皮膚の下の形も見えぬ液体状の感情はどこへ…

邂逅(かいこう)

めぐりあいめぐりあい。 昼間の太陽に逢う。 いつだって私と貴方の睫毛の距離は(瞬きの緩やかさは) 時計の針に勝てる気がしたのに またすぐに、ああ、もう時間。 まなざしも言葉も溶けた闇のなか、 すり抜ける、巨大な夜に掛った爪の横を、 引っかからない…

ふんっ

思いたい放題がダメさの小宇宙なら、 限りなく無意味に近い純粋さは、 孤独な小宇宙だからこそ輝いて見えるのではないか。

もうだめなのかもしれない

人の記憶って曖昧だよね、 ましてや感情論ってなんなのこの掌を返したの様な、 自分すら急な心の変更についていけない感じ。 もうピークは過ぎたのかもしれない、ってふっって、思った。

grapevine

彼らの歌ばっかり聞いてる。 気が付けば、ずっと、彼らは私ともう16年だ、私の半生になる。 ------- 一番好きなバンドは?と言われると困っちゃうけれど、聴いている総時間が一番長いバンドはたぶんGRAPEVINEだ。聴くものに困ると彼らの4thを聴くクセがつい…

許可したい

そうだ、私いつも許可したいんだ。 「ねえ、○○していい?」 「うん、いいよ」 「ううん、だめだよ」 って言って、その変化を楽しんでたいんだ。 だから、 「○○してほしい?」 「○○してほしいよ」 「○○するね」 「○○していいよ」 って許可したいんだ。 だから…

過去の歌

グレイプバインって天才だな、一周巡ってマジで本当に天才。 というか田中和将が天才。 ----------- 何度も忘れて 思い出して 卑しいほど繰り返そう 何も変わらなくたっていい このままでいられる様 --- 無垢の調べ --- まだ夢見させて 歪みは見せたくない …

だめだあわねーや

シリアスなムードの時に真摯に対応してくれずに、 バカみたいな回答で来られるとああ、話さなきゃよかったって思う。 あー馬鹿な回答に救われるわーって時も確かにあることはあるが、 やっぱ真剣に向き合ってむき合うことを好んでいる暑苦しい私だから 向き…

これはすごいなぁ

『キミ達の「好き」はホントの「好き」じゃないよ』 月が息絶えそうな微光を落としながら 言った 「ホントの好き?」 変に頭の冴えわたる夜 『キミ達は、今はお互いに自分が気持ちいいから一緒にいるけれど いなければいないで それほど大した事じゃないんだ…

壁を超える

私って私の中に2人いるのかな。 どうにもこうにも、この前のママ女子会はやっぱり私は浮いていて ちっとも楽しくはなかった。 自分の言葉で話せないからなのかな。 それとも、時間の無駄だったなとすら思ってしまった。 私って孤独だなって馬鹿みたいに思う…

私にとっての君らの価値

最近読者になったひとのブログで、宇宙機の設計をしている人がいる。 あまりにうつくしく鮮やかな記事で、いつもうっとりと読んでしまう。 そこには、高校時代に予備校を抜け出して散歩をしていた時のことが書かれていた。 --- 太陽があって、ああ、あれは本…

ああ、これこれ

本当の俺は手のひらサイズなの だからここにいない君が好き (彼女もまた、自分を偽っていることを暴露する。) 本当のわたしはここにいない だからここにいないあなたが好き 二人は「ここにいないあなたが死ぬほど好き わたしも死ぬほどここにいないから」…

なんて色気のある文章

彼女は健康的で、溌剌として、太陽のようだ。 それに対し、一般的に色気のある人というのは、どこか影がある。少し病的ですらある。 あんま笑っていない。下手したら無表情。 姿勢は斜め。そして、もの憂げ。 色気のある人はどこか静的で、たおやかな時間を…

やめよやめよ

あんまり信用するのやめよやめよ。 キャバ嬢の子とホストのライン見てたらなんかもう いろんなこと信じられなくなった。 やめよやめよ。 あんなにやさしくたって、裏切るものは居るのだと 目に見えて分かったのだから、 やめよやめよ。 人のことを信じすぎて…

恋が煮詰まると寂しくなる

――恋愛で「煮詰まる」とは……どういうことですか? 同じ女性とずっと付き合っていると、どこで待ち合わせて、どこに遊びに行って、そこで相手がどう反応するかがわかるようになってくるんですよね。普通はそれが楽しいというか、親密な感じがしてうれしいんで…

出会いのかけら(ケツメイシ)

巡り会いの中で生きてく また人を少し好きになる喜びや悲しみさえ全て 自分の事と受け入れたなら 恵 愛の中で満ちてく 逃げずに自分の事も好きになっていく 出会いも別れも乗り越えた 君はもう一人じゃないよ ずっと永遠に ずっと ----------------- 私のテ…

ぼけてんじゃないの

なんかもう、幸せすぎて、馬鹿になりそう。 やっぱりさ、適当な人に対しては適当になるよね。 誠意ってさ、本当にすごいと思うよ。 安心させる言葉って本当に大切。 だって、人と人って信頼関係だから。 優先したり、安心したり、大切って伝えることが、 何…

No Title

記憶の中に戻れないのは分かっているけれど、 感情が歳をとるっていうのはなんだかとても寂しいことだなぁと思った。 だってさ、あんなに私、嬉しそうで楽しそうだったのにな、とか。 いくら想っても、そこには帰れない。 タクシーの窓からは雪がまだ舞って…

問うた答えに

何が好きなのって聞いたとして、見た目、って言われるのは浅はかだなって思う反面、なんだかすごく安心する。 だって一番分かりやすいし、一番代わりがきかないじゃない。

流星群

BUMPの22周年目突入ライブに行ってきた。 高校生の時に抱えてた想いからしたら、今は助けてくれってすがることも随分と、ううん、ほとんどなくなった。 曲の2/3はすべて歌えるけれど、1/3はメロディーしか分からなくなっても、 それでも心地よいなぁなんてビ…

あ”ぁ~

素敵な女の子になりたい。綺麗になりたい。しなやかでありたい。 美しくなりたい~~~。。 昨日ザネラートのポスティーナ買った。バッグ。 すげー高かった。たぶん私が購入した中で史上最高に高かった。 でもいいの。一生使うし、女上げるんだ。 しかも美容…

月食など

幸せだなぁ。 お月様、とっても幸せです。 毎日毎日とっても幸せ。 だれかと日常を交換したり、ドイツから日付をまたいで街並みが届いたり、金沢21世紀美術館での個展の絵が届いたり。 月食だよ、って私はいくつも共有を求められる。 それぞれに違った文字を…