お願いします、神様。 どうかみかこを守ってください。 みかこを、どうか守ってください。 神様、お願いします。 どうかどうか、守ってください。

病院のベッドの上に横たわっている。 君は何をしているだろう。 私は何をしてきたんだろう。 実はそれを考えてたらちょっと、 ほっとした。 酷いけど 君より私の方がたぶんずっと幸せだから。

貴方に暑中見舞いのメールをしたかったのに 躊躇っている。 他のものである互いなので 貴方の迷惑になるんではなかろうかと 躊躇っている。 私ばかりが、貴方に手紙を送りたいのかもしれない。 待っている。 待っている。 元気なのか、知るのが、 これほど難…

長かった胸まで隠れる髪を切ってしまった。 肩まで。 だけどちっとも悲しくないのよ。 思い出もきっと沢山あったのに。 切り離すことに抵抗がなかったの。 それはきっと今が一番充実感していて 幸せな証拠なんだろう。

結婚は寂しさを失う。 だけど、ふと、ケンカをしたり 意見が違ったり 嫌なところに目がつくと 急激な寂しさに襲われる。 彼を思い出したり、そのまた別の彼を思い出したり。 ますますひとりぼっちになってしまう。 あのとき、 あの人と、 まだ別れずにいたら…

私はどうなって行くのでしょう。 結婚してから毎日が競争するかのように 追い越してゆく。 母や妻の中で、 ふと現れるただの私は ほんの僅な夜にだけ なんとかなんとか自分を忘れるものかと ただ必死に意識を繋ぎ止める。 全ては過去の回想や 空想の幻影ばか…

旦那さんは赤の他人である。 喧嘩すれば、別れたくなる。 頭にくるし、ムカつくし、顔も見たくなくなる。 なにもしてやらないぞという気分にさせる。 結婚は、忍耐だと呟いていた母が 目に浮かんで泣きそうになりながら 泣くもんかと涙をこらえて 布団に潜っ…

全部、 本当になにもかも全部 全部全部終わったら、 貴方と暮らしたいです。 第２の人生を貴方と歩みたいのです。 貴方と生涯離ればなれになるなんて 私にはきっと耐えられないでしょう。 また、やりなおしましょう。 いつかきっと。 こんなことを書いても許…

太陽、咽ぶ昼間、思い出す夏の記憶。 ベルギーチョコレート味。 蒸しパンをほおばる私。 窓越しに２号館。 突っ張る胸。 ひどく熱を帯びて痛む。 楽しかった事ってね、忘れちゃうんだよ。 悲しかった事もすぐに忘れてしまうように。 もう、君に簡単には会え…

可愛い我が子。 辛いことは変わってあげたいと心から思ってしまう。 私の体内で育ち、 私の血液である母乳を飲み、 私の目を見て笑う。 可愛い我が子。 だけど時に、私は母親になったことも 旦那がいることも すっかりと忘れてしまうことがある。 私が何者に…

わたくし、赤ちゃんを産みました！ 1月14日午後3時42分に2706㌘の男の子のママになりました。 13日の朝方違和感を感じてトイレに行くと、びっしょり。 急遽旦那さんをたたき起こし、病院に電話！ まだ陣痛が来なかったので、破水じゃないかもしれないとのこ…

スマートフォンにした。活気的だね！ ただし、慣れないと使いにくいなぁ。 携帯を変える度に、思い出は減る。 私が遠くに行ってしまう。 さよなら、またね。 そして、新たな私からのスタート。