2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

科学的な話と検証結果

飴色の雨が降る、なんて、でもその時に、私は皮膚色の皮膚に区切られている。 浸透しない水を区切はただただはじく。 涙は、飴色の雨と混じりあっては流れていくのに そしてあせも彼らと同じように溶けていくのに 皮膚の下の形も見えぬ液体状の感情はどこへ…

邂逅(かいこう)

めぐりあいめぐりあい。 昼間の太陽に逢う。 いつだって私と貴方の睫毛の距離は(瞬きの緩やかさは) 時計の針に勝てる気がしたのに またすぐに、ああ、もう時間。 まなざしも言葉も溶けた闇のなか、 すり抜ける、巨大な夜に掛った爪の横を、 引っかからない…

ふんっ

思いたい放題がダメさの小宇宙なら、 限りなく無意味に近い純粋さは、 孤独な小宇宙だからこそ輝いて見えるのではないか。