2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

夜更けの線

真夜中の0時過ぎに線が来る。 それはそれは私は嘸かし驚いて しばらく画面を見つめたまま止まっていた。 まるで十数年前の私のようで 胸に突き刺さったそのドキリとした感覚の余韻に しばらく浸ってしまったのだった。 たわいない会話だった。 そんなの知っ…

一瞬でも

※FICTION 私と同じ境遇にいればいいのに。 何年経っても変わらないこれを 一瞬でも分かち合えたらいいのに。 前にも何処かで述べたかもしれない。 あれは太陽よ言うよりは斜陽の陽。 買いかぶり?ただの幻想や虚像? でも似てる、って言葉は呪文のように頭を…

何にも言えない

こんなに切なくてどうしたらいいのかしら。 切なくて死んだ人っているかしら。 私はずるいかしら。 そしてあの人もずるいのかしら。 どうあがいたって何の状況も変わるわけないのなんか とっくに分かっているけど。 それでも淡い期待が何度も何度も胸を揺ら…

ためいき

あの曲ばかり聞く。 海を彷彿とさせるメロディラインに きみの全てが重なって 遠く遠くため息をつく。 この坂を登る風がそれを連れてって 曲がった道から空へ舞上がって あの愛されてるであろう海へ流れる風に 溶けて行って それをきみが夜中にふぅ、とため…

アンタレスと針

彼女はスコーピオ スコーピオの針を担う星を探してる 彼女は少しだけ 少しだけ君に触れ 何か言おうとしているよ 彼女はスコーピオ スコーピオの針を担う星を探してるから 君は少しだけ 少しだけ何も言わずそうしててよ 「シャウラを知ってる?」 その輝きは…

ライトピープル

※フィクション※ (勘違いする馬鹿が居るから) deepRED私の纏う香水。 水色のシャツに三部下に花の柄。 近い席の君の事をずっと横目で気にしながら追いかける。 必ず目線の端で捕らえられる距離に 君を置いてる。 煙たげな店を抜け出し みんなから距離を離し…

電話の夢

あの日は飲み会の後で、 私は酒気帯びた感性を引きずって 線を送る。 すれ違う時間の意地悪で もう遅いよ、の文字を眺めてる。 品川駅の改札口から電話をかけてもいいかと問えば なかなか来ない返信が踏み切りで一気にやってくる。 「もう、ついちゃった?」…

test

てすとにかいめ。 日記の仕様が変わってしまって、使いにくくて死にそうである。