彼の腕の中で眠る。 30ｾﾝﾁも違う身体のせいで 本当にすっぽり埋まる。 夜が明けるのが怖いけど 驚くほど寝覚めのいい貴方は 私を笑わせたんだよ。

「私は揺さ振りバランスする力をもとにして、愛と調和をコントロールすることを担う」 私は芸術をつり合わせることを美しくするために組織する。 私は同等という律動の音で気品の保存を封印する。

二度とない人生だから のぼる日 しずむ日 まるい月 かけていく月 四季それぞれの 星久の光にふれ わがこころを あらいきよめていこう 二度とない人生だから 会いたい人に会い できるだけのことをしよう 貧しいけれど 心豊かに接していこう 二度とない人生だ…

だらだらと身体を絡めたり 触れるだけのキスじゃ 足りなくなったり 骨が軋むような愛 愛に溺れて 笑う仕草にあたしが笑って 指を弄び しがみついて爪を立てて 静寂を切る喘ぎ声 熱を帯びて 吐息が漏れる真夜中 熱帯夜のような室温 湿度を上げてよ 都会のビル…

9 はいい。 雪が降ったり、雨が降ったり そんなのを繰り返すと 私はやっぱり 9 を考えるのです。 言葉を裏読みする なんだか 曖昧な言葉には悪魔が潜む気がしてならないのよ。 9 はあまり独りを楽しまない。 5分前を繰り返す私と子犬。 可愛い子犬。 手放せ…

お葬式から1年。 早いものだ。 あの時の私には 今の私を微塵も想像出来なかったけど 今の私には 守りたい と思える感情がある。 どうなるかなんて ちっとも分からないけれど 必要とされて 必要とし 本当に話せるもの 私の無くせない感性と もう凄く根元的な…