2013-01-01から1年間の記事一覧

青のセーターに白いシャツ

髪を巻いて、 メイクも念入りに ポケットに、紅い口紅を忍ばせて 化粧台に立つたびに髪型と唇を チェックする。 目線は本当にずるくて、 片眉をあげて こっちへおいでと促してくる。 神様は案外取り計らってくれなくて 私は地団駄を踏んで満員電車の中で 文…

ボンネビル塩湖

私がボンネビル塩湖の話をしていた。 いつか、伏してみたいとも。 私をきっと永遠と同様に、 神聖で汚れのないものだと思っている。 (実際、私は永遠に美しいのだけど) いつだって文字はそばに寄り添って 世間とかけ離れたシュールとリアルの狭間で 夢を見続…

それだけでいいから

昨晩、旦那くんと身体を重ねた後 どうしようもなくなって泣いた。 涙が次から次へと流れてしまって 切ない想いを断ち切る術なのか はたまた何か、魂に触れる何かを 感じたからなのか ボロボロとワンワンと泣いて 理由も聞かずに愛でる彼に埋れて 眠ったので…

この文章は一体いつまで行けるのでしょう

この日記はふと思い返せばずーーーと付けているのだけれど、 これはいつまで残して置けるものなのでしょうか。 魔法のアイランドが無くなってしまえば このずーーーっと書き溜めているものも無くなってしまうのでしょう。 最初は、それでもいいや、と思って…

昔の文豪に圧倒され

いやぁ、お盆の会社というものは暇なものでありますね。 と、まぁひと時の暇を埋めるために 過去の文豪たちの生涯を調べておりましたが これがまた面白くて面白くて片手間に調べているんじゃ申し訳ない程の面白さでありました。 一日で一気に2~3作品を読ん…

I wish You

何をしたらいいの 何を想えばいいの それは素敵なこと とても素敵なこと あなたが始めさせてくれた とても素敵なこと どこから始めるの どこを通ればいいの 何をすればいいの 何を想えばいいの それは不思議なこと とても不思議なこと あなたが始めさせてく…

2006年の今頃の日記なぞ

時々、ふと、自分を思い出したくなって 昔の書いた文章を読み返してみたりする。 それはとても不思議な行為で、 何を書いていたのかさっぱり覚えていないときもあれば ああ、このときこんな気持ちで書いてたなと 蘇ることもしばしばある。 若くて、蒼くて、 …

聖母に祈っても報われないのに

絶滅危惧種の彼。 絶望的に孤独だよ、 なんて言ってのける。 ____________________ 貴女は、 流星が溶けた発泡水で 南国の果実酒を割って ミントと一緒に 妖艶な薔薇の花弁を浮かべた モヒートのような人 コースターは 柔らかい木綿で出来てる _____________…

双子座の君達に

1. 誰にも言えないし、本人にも伝えられないけど お誕生日おめでとうございます。 出会ったときに電流が走ったのは どうゆう意味だったのか 今では、そう、いまさらもう分からないんだけど 文字に一喜一憂するほど私は今でも意識している。 同じ月星座の貴方…

君の事書き殴る

死ぬじゃ地位盛ったしM¥ぬかとおもったしぬかとおもった 死ぬかと思った。 君と目を合わせたのは、おそらく2年半ぶりで 話したのも2年半ぶりだった 本当心が爆発するかと思った きっと彼も驚いていた 席を聞かれただけだったし 所在を教えただけなんだけど …

ぐるぐると回る階層に

違う階の貴方に回想する、 いや、改想というべきだ。 思い出す、あの瞬間を。 タクシーに乗り込んだキミと 滑り込んだ私と あのとき、何がきっかけで 私はあの人の唇を奪えたんだろうか。 ずっと触れたかった白い肌と長い指に 想いをどのくらい馳せたかも分…

なんだかなんにもない

なんとなく毎日をすごしている。 日々が、滞りなく過ぎている。 なんの変化もなく過ぎてしまうのが怖くて、会社に着ていく洋服を変えてみたりするけれど、特に何も変わらない。 いつも、ちょっとだけ「嫌だなあ」って思いながら暮らしている。 ずっと平和に…

父との生活

父が病に伏した。 今や2人に1人が悪性腫瘍で死ぬ時代である。 父もそれになってしまうようだった。 病状は芳しくなく、 体中のあちこちに張り巡らされた血液が 自分で自分を壊している状況である。 いわゆる「余命」を少しづつ削っている。 家族中で泣くだけ…

大切な気持ち

君が居ればそれでいい。 それで本当に充分だよ。

No Title

小指に巻きつけてた糸を切り離して 燃やしてしまおう。 終焉の光景は 華々しい、ファンファーレが鳴り響く。 得体も知れぬ生命体を 切り刻んで土に埋める そんな想像に恍惚としてしまう。 憎しみに任せて五寸釘を打とう。

新年のかわったこと

一つ、気付いた事がある。 すごく大切にしていたあの人が、 自分でも気付かないうちに 消えてしまったことである。 時が過ぎるのは早いもので、 ずっと忘れないように大切にしていた あの出来事達が ふとした瞬間に戻ってきていた あの感情達が いつの間にか…

あけましておめでとう

今年も宜しくお願いします。 主人と息子と娘と、 父と母と、 こうして新年を迎えられて本当よかった。 2013年もどうか愛しい日々が続きますように。