love letter

わがままだけど3時間だけ俺にちょうだい。

溜め息をついて

わたしは予定を開けてあげる。

車で迎えに来てもらって

お台場をぐるりと周り

その後豊洲に行く。

美味しいランチを食べる。

食事中も蠍座の彼はこれでもかと言うほど私との運命論を語る。

繋がりを求められる。

私は正直あまり聞いてなくて上の空。

口を開かなきゃいいのにと思った。

黙ってれば

甘い容姿のきみは

本当に素敵なのに。

その辺の女の子がきみに言い寄るのも分かるわ。

だけど。

2人でバニラのリップクリームを買う。

甘い匂い。

私は唇を剥く癖が治らない。

帰り道にMEGのloveletterを車で聞く。

彼の着うたにしているのは

もちろん内緒にした。

1日の始まりから

愛の言葉をくれる

わたしが寝惚けていても

子供みたいと笑うの

タバコの回数程に

何度もコールを鳴らす

支配したいつもりなら

わたしは単純じゃない

ねぇ多分きっと

貴方よりいい人が居るはずだって

思うの わたし

誰かを好きだって

こんなもの?

あたしは極端だから

あなたが不安にもなる

ひとりで何かしてたら

すぐに抱きしめにくるの

彼に迷いがないほど

あたしは困ってしまう

気分なんてすぐ変わる

絶対 って 何で言える?

ごめん。

きみに手を振った後

CHARAのラブラドールを聞いて泣いた。

その瞬間全部が蘇って。

ラブラドールに会いたい。

会いたすぎて泣いた。

比べるなんて酷い女だ。

酷い女だ。

酷い女。

いい子になりたい。

こんな私だけど

明日もまたそばに居てね。