ロンリーガール

朝からバイトだった。福袋が届いて、整理をした。私の店の福袋結構良いと思うんだけど。確実に2万以上は入ってるし。

夜道が相変わらず寒い。かじかんだ手を、みんなポケットに隠して歩く。今日の私は、真似をしたくなくて、感覚がないまま、歌って歩く。誰もいない川沿いの道、別に全てが夢だったって構わないと思った。

最近、なにかと話す事を忘れてる。瞬間の想像にも欠いたまま、寝てるように生きてる。私が私じゃないような気がする。

彼氏な貴方は、不思議と私と同じことをよく思ってる。テレパシーとは違った、なにか、別の共通点。夜、全部ひっくるめて4時間近く長電話をした。

大切なものに気付けなかったり、誰かの涙を無視したり、君の声が聞こえなかったり、聞かなかったり。

貴方の事は大好きだと思う。何も変わらないと思う。だけど、私と私にかけられてる時間達は、真実を見失いがちにさせる。

自分勝手だ、私。

他人は居なくても、生きて、逝きたいと、生きて、逝けると、思わずには、思わなきゃ、生活出来ない。

一人ぼっちは怖いけど、一人でも生きていけると思わなきゃ、私が私でなくなってしまう。

だから、貴方に、寂しい想いをさせる。

ごめん。

ごめんね。