わたしがあいすることばたちよ

ここ最近、めっきり自分が濁ってしまっている

 

なんでもコロナのせいにしている

息継ぎができないのも新しい水が入らないのも全てはそいつを敵に回して私は目を三角にしている

 

今日たまたまとある人に、最近つまらないなと話したらきっと物を書かないからだと言われた。

 

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今のめぐちゃんなら
きっと平易で素敵なもの
書けるとおもうなー

書くのが1番でもないけど
なんか自分の世界観アウトプットするといいと思うのよね

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スタイリッシュでなくてもいいから、本当の言葉をちゃんと使って書くといいよ、って

 

私はこれにものすごく救われて

 

さすが、この人はずっと私のこの人で、

ちゃんと一番深いところをわかってる、って

すごくすごく涙が出た。

これ書いてても、泣いてるくらい、すーっと霧が晴れた気がした。

 

愛を笑うことを幼きとも懐かしいとも思わないけど

愛と名のつく全てが欲しくなるくらいにはなる。

 

 

夕暮れの夕刻に私は何者になりたがる

蝉の声が鈴虫に殺されていく季節が

ひんやりと冷気のようなおどろおどろしい9月が

私の肌にはめっきり合わない

 

宮沢賢治の本を読んだら凄く美しかったことを誰にもはなさてなかったから

たぶんそこから肉腫が病んでこんなに死に至るようなことになってしまったんだと思う

 

遠くに来るきみと

遠くに来た私をきみはどう思っているだろう

 

もう忘れてしまったあの日みたいなことを

切り取っていた情景の色を

どんな顔してる?

どのくらい先にいるんだろうね

 

言葉が足りないのも

今も変わらない気がするし

 

星が綺麗なことに気づかなくなってしまった

ずっと上を見てた頃を迎えに行けないくらい遠くなって

 

何が残ったかな

離れていても何かがつながっているかな

月は馴染んでそこにいることをあまり気づかなくなるんだよ

一緒に生きてることは当たり前のことじゃないね

いつのまにか薄い皮が一枚変わってしまった

 

いつまでだって歌を聴いてる

きみのおかげなんだよ

 

ときどきはしんどいけど、楽しいよ

新たな旅立ちに向けて

ついこの前まで転職活動大変だーなんて言ってたけど、

やはり縁というのは有るものであれよあれよという間に次の会社の内定が決まった。

 

いわゆる大手企業というものに今後はお世話になることとなり、

新宿駅から徒歩2分、高層ビルのオフィスで私は働くこととなった。

やっていけるか不安があるけれど、今後30年働いて行くには

とても良いところに嫁げて良かったなと(今は)思う。

 

大学で電気勉強してきて良かったな、と思うし、

今の会社から浮気せずにここまで勤めてきて良かったなって思うし、

今の職種をずっと続けていけることも本当に良かったと思う。

何も、無駄にならなかった。

「全部があったから、今度に繋がった」ので

(なんか私は性格上この考え方を本当によくする)

運命だったんだろうな、と思うことにした。

 

旅立ちに伴い、いろんな人や経験や環境と別れることになる。

いつきみに伝えようか。

 

旅立つ人より、見送るほうが辛いことを私は良く、知っているよ。

 

人の市場価値とやら

つかれちまったよー、もう少し頑張ったら、

ちょっと休ませてほしいよ、パトラッシュ。

 

なんつってい。

 

転職活動つかれたよ。すぐ期待しちゃうからだめです、やっぱり貴方はうちの会社に採用しません、っていわれると多少なりとも凹むよね。

こちとら、お前みたいな会社お断りだ!!って精神になっちゃうぜ。

 

今年おかげさまで35歳になりました。結婚10周年伴ったので、誕生日とスイート10で旦那君からお高い指輪を買ってもらいました。

嬉しいね、その気持ちの使い方が。

旦那君ももう管理職になり、私が働かなくたって生活の不自由がほぼない中で、

今の企業にずっと務めていくのか疑問で、

そうゆう意味でも私は新たに第二の人生を始めたいと思っていました。

会社の今の上司はマジでクソで、今まで会ったどの人間よりも最悪の上司で、

こんな奴の下で5年も働いてられっかよっていう憤りが今の私を突き動かしてるわけです。

 

だけど、なんになったらいいのかワカンネ。

 

大学の選択にこんなに重要なことがあるなんて知らなかったし、

中途採用となるとスキル身につけててなんぼ、なんて誰も教えてくれなかったぜ。

大学が理系で、ずっと電気勉強してきたこと、いまさらながらちょっと自分をほめたくなっちゃう。ただ、電気機器関係の仕事の方がオファーがたくさん来るのありがたいけど、残念ながらエンジニアではないんだよね、うん。

せっかく電気でてんだから、もっと技術職として勉強しておけばよかったなって後悔が絶えなかったりもするわけで。

しかもやっぱ電気出てるから、化粧品とか食品とか衣料には行けないんだよね、お門違いだって門前払い。

まあ後悔先に立たずですね。

永遠に電気の職に携わってくんだなっていう覚悟が今更きまりました。

 

私の占いでは、11月はどうやら決別、始発の年になるらしい。

やーまさに。

心機一転、いいとこ決まるといいな!

今の会社だって、本当充分いい会社だし、最高だけど、

やっぱ新しいことやっていきたいな!

 

って、大学生みたいなくだらない文章になったけど、

35って意外と世間一般からみたらもうだいぶ可能性の幅がなくて

市場価値低いんだなっておもった、アーリーsummer!

そして結婚してて良かった!

金銭的に将来に不安が無いってすばらしいことだ!

 

おしまる。

 

 

 

 

 

書いていたころの自分を忘れてしまったら

あああああ、テステステス、応答願います応答願います。

 

私は10代のころから考えがまとまらなくなると、こうして君という日記に対して

やたらバババ、と書きなぐってしまいます。

あの日もあの日もあの日も、そうでした。

 

最近道を歩いているとやたら金木犀の香りがするのだけれど、誰かに伝えたいと思わなくなった。それは私に今、文字が浮かばないし、いい匂いだよねっていう回答しか、今の世界は応答してくれないからだ。

他人任せにしちゃいかんがね。

 

ずうっと、独りだ独りだ、とのたうち回っていた。

独りであることに泣いていたし、安心していたりもした。

他人のブログを見て、ああ私とは全然違うけれどなんて美しいんだろうと、良く思うようになった。私が歳をとったのだろう。

 

美しい、ということに常々想いを馳せる。

美しさは、その言葉の中に常に前向きな力がある、と書いてあった。

前向きな力、果たしてそうだろうかな。

私は切なさの根源が美しいに直結してしまうので偏にそんな風には思えないけれど、

概念を言葉にすることに対して、とても嬉しかったし、感動した。

 

言葉が弱体化して行ってしまう。

語彙力が無くなってしまったなと思う。

 

現実的でなく、理想的な場所で暮らしていたいと日々思う。

言葉に飢えている人たちと話がしたいと痛感する。

 

透明度を保って行けるのだろうかと躍起になる。

怖くなって悍ましくなる。

 

キスをしたらその合間から花弁が零れ落ちるような経験を

ずうっとしていきたかった。

 

 

だけど、書いている私がそれを保って行かないと、

無くなってしまう。

無くなってしまうぜ、無くなってしまうな。

 

 

 

 

 

結婚指輪はいつになっても凹む

貴教が結婚して、もう結構経つけど十分に凹んでいる。

テレビで見かける金色の左手の薬指を、見かける度にうるうるとしてしまう。

 

私の好きな人はみんな金色の指輪をしていて、私はそれに目をやるとき、

観てはいけないものを見た気になる。

慣れれはしない、この心の痛みをどこへ持って行ったらいいのか分からなくなる。

 

愛を誓う制度が指輪にあるなんてなんと残酷なんだろう。

 

みんな誰かの人のもので、他の女の子のことなど考えてなくて、

うかれているであろうその指輪の先の思惟が、

もう地獄にでもいけばいいのにと思ってしまう。

 

金色の指輪なんて大嫌いだよ。

 

 

 

みどりはみどりいろで、光は光色

世界の真理はすごくいつも近くにある。

 

air podsは人類の革命に近いと思ってる。

久々に、流れてきた坂本龍一戦場のメリークリスマスの後半、

か細くちぎれてしまいそうなほどに高音の流れる

波の揺らぎのようなバイオリンの音に

私の世界観が全て引っ張られて、涙腺ごと飛んでいってしまう。

 

世界はどこまでも世界で、自転車で風を切ると、髪がゆれて、

見上げれば緑の青々とした緑色が重なり、光はどこまでも光の色で、

木漏れ日が道路の底に溜まって水面みたいにきらきらと流れて

わたしがわたしでいてほしいと世界がずっと言う。

 

あの曲のあの盛り上がりは私だけじゃなく、
あの曲のあの盛り上がりできっと君も泣くだろうと想像して、また泣く。
やっぱり君がそこにいる。

細くて健気な月がもう消えそうなばかりに白く、

青空のコントラストと対照に、
君が本当にそこで笑うかのように
緑の美しさの木漏れ日の底に、
音だけの中で涙した私たちがそこにいて
消えてしまいそうだよってちらちらと湯気の先みたいになる。


この電車の流れる光みたいに
誰も気づかない美しさを孤独の靄を
煌めく泡の粒のような気化してくわたしの涙の膜を

ずっと忘れないで、

ずっとここまで持ってきたのだから、

ずっと忘れないで、

君もそこにいるから、

ずっと忘れないで、

ずっと忘れないよ

と、ずっと忘れない祈りのように胸に留める。

 

世界の美しさに涙する私を愛してる。

 

世界はとても、じゅうぶんに、私にやさしい。